VAIO meeting 2015に行ってVAIO Zにかける熱い思いなどを感じ取った

 VAIO meeting 2015が2月16日に開催され、私も抽選で当たったので行ってきました。1年前の今は「VAIOがコンサルティング会社に売られた!」などと嘆き悲しんでいました。資本力がなくなり、面白いVAIOはもう二度と出ないだろうなんて思っていましたが、意外とソニーから離れたことでのびのびやっている姿を見せてくれるので、金勘定を抜いた部分ではすごい安心しました。
 突然、日本国内で再出発するんだろうと思っていたら秋にアメリカで開催されたAdobe MAXやInter Beeのキヤノンのブースにお邪魔させてもらった、クリエイター向けの「VAIO Prototype Tablet PC」を出してきたり、日本通信と提携してVAIO Phoneを発表したり、自由というか猪突猛進というか、とにかく動きに動き回っている様に見えました。
 そして今回のファンイベントでは、最初からかなりラフにやって頂いて見ていて楽しかったですね。笑いあり失笑ありの漫談ネタとVAIO Zのお話のネタを交えた記録をしたいと思います。

2015年2月16日東京都渋谷区某所

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 会社では腰が既に浮いている状態で4時を迎え5時の退社時間前にはもう都内へ向かっていた。そして抽選で選ばれた人と喫茶店で待ち合わせ、下は16歳だったり函館から来り…上はファーストガンダムしか認めない世代と合流。16歳と18歳はスーツでビシッとしているのに(七五三みたいだった)大人ときたら全員ラフという不思議な集団で会場入り。むしろ会場内もラフな方が多かった気がします、VAIOってこう言うラフな人に支えられてるんですね。
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 記者会見でも配られた「あずみ野 湧水」(既に紛失済み)にVAIO meeting 2015のタグが付いていてVAIOの封筒の中にはVAIO meeting 2015 アジェンダ(スケジュールでいいじゃないの)と発表されたばかりのVAIO Zのカタログ、フルスペックでなおかつ安曇野刻印が入ったVAIO Zが当たる抽選カード、「Event PASSの未使用で持ち帰りたいでしょ?」という心遣いでもう一枚予備が入っていました。

そして始まるファンイベント

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 商品プロデューサーの伊藤さんとプレス用のPDFで名前をよく見る広報の朝倉さんのお二人の司会進行が始まっていきました。
VAIOの箱にも入れた安曇野の稜線ロゴの話がありました。
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 補足すると実はこの安曇野の稜線ロゴですがソニー時代とは変更になっています。ソニー時代の安曇野ロゴは稜線以外にも手前に見える尾根を描いていましたが、VAIO社のはよりロゴチックに1本の線で稜線を表しています。お願いしたいのは安曇野工場まで行くから刻印して!って言うこと。

VAIOに求められているもの

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 ヘトヘトの社長が登場して、副社長の挨拶が終わり、続いてVAIO Z製品企画担当黒崎さんによって、ノートパソコンの市場などの話があり、VAIO Zの目指した方向の話がありました。
誰もが思うVAIO Fit 13Aでしょ?という所も自ら突っ込んでいましたが、中身は全く違うということで「ジムがガンダムになりました」「緑のザクが赤くなった」とガンダムで例えておりました。ファーストガンダムしか認めない世代ですかね?「実際にSSDもPCIeSSDが3倍速くなりました。」と誰がうまくまとめろと…。
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 モバイルPCの市場を見ると、Appleはクリエイター向けのProがあり薄く軽いAirがあるが、現状のWindows PC市場は薄く軽いのだけになり、パフォーマンスの高いモデルがぽっかり穴が開いた状態、ここにVAIOが入り込むべきと考えたそうです。なのでVAIOが得意としていた薄く軽いをあえて外れてパフォーマンスを追求した「社命:モンスターをつくれ」
 しかし、VAIOがやる以上、パフォーマンスの為にごっつくする訳にはいかない、パフォーマンスはMacBook ProでもMacBook Airより薄軽を目指した。
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 VAIO発足時のアンケートではまとまって言うと「VAIOは振り切ってやるしかない」とファンからの意見が多かった。
後継モデルに期待しているVAIOでは、当時からおかしいレベルだったVAIO Zがやはり人気で、Type ZではSSD、NVIDIAとインテルのグラフィック切替、BDドライブ内蔵で1.4kg、Z10ではQuad SSD、Z20でグラフィックユニットがBDドライブと別筐体になったセパレート型と変態ノートパソコンとしてやはり人気。
 ジーンズのポケットを大きくしたPシリーズや、超小型パソコンtypeUなどもランクイン、「後継モデルは期待していない」というのも12%ありましたが、これはVAIO社として新しい物を作って欲しいと言う期待だと私は思っています。
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 そこで、登場したのが新しいVAIO Z。そしてVAIO Zで使われる「高密度実装技術」と「放熱設計技術」を行ったメインユニットに『Z エンジン』と命名。
15時間のバッテリーライフも併せ持つ、完璧なモンスターPCを作ったが、欠点は価格面とはっきり言っていましたね。

VAIO 解体ショー

まずはなかなか聞けないコードネーム

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 なんかもう、ガンダムと言い…ネタに突っ走るのでしょうかね、スライドが準備されているという…。7つの宝物を集めて3つ夢を叶えるということで神龍だそうです。もうこの時点で仕込み完了してるとわかった。

幅を最小限に

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 今回のVAIO Zではとにかく基板にこだわり綺麗に収めている。無線LANモジュールと28w用ヒートパイプとSSDの幅だけでマザーボードの大きさを決めたようで、バッテリーエリアを増やすことが出来た。

こだわりのバッテリー

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 左が他社が一般的に使うバッテリーメーカーから購入した状態、自社でバッテリーを作ることで樹脂ケースの上面と底面までぎっしりバッテリーに割り当てられる。
しかも何がすごいかって、他社は15WのCPUで11時間とかですがVAIO Zでは28WのCPUを使って15時間ですからね。なんだこのFitの姿をしたモンスターは。

端子にもVAIOのこだわり

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 通常のUSB3.0は青色の端子が使われていますが、VAIOは思い切って黒を作ってしまったようです。そういえば青である理由って無いですよね、USB2.0端子がなくなってきた今としては。
 SDカードは少しずつ位置をずらして一番使いやすい位置を細いから太い社員で調べて押しやすい場所を探したそうです。

ノートパソコンのスピーカーで会議室全体に聞こえる音を

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 VAIO社の実際の会議室でVAIO FitとVAIO Zを比べて見たそうです。
確かに展示スペースでは館内スピーカーのBGMだと思っていたものがVAIO Zをから流れており驚いきました。

無線LANアンテナへのこだわり

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 パソコンに採用するのは珍しいLDSアンテナを搭載、普通はスマートフォンなどの小型機器や、NECの無線LANルーターでも採用されている。そしてVAIO株式会社に無線LAN感度を測定出来る設備がありアンテナメーカーとしてやっていける位のものがあるそうです。
 その2つの技術を組み合わせることで2×2アンテナ(パソコン側にも無線LAN親機も2本ずつのアンテナがあって通信)で高速通信が実現できた。
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 スライドではVAIO ZとA社(アルファベットのAが付く会社でホゲホゲPro)、B社(今タブレットでものすごく売れている、ナンチャラPro3)との比較との。
 カタログスペックを超えた所に性能があり、ホゲホゲProは3×3アンテナ(パソコン側にも無線LAN親機も3本ずつのアンテナがあって通信)だからカタログ値では上を行くが、実際の測定(木造2階建て1F無線LAN親機、2FでPC使用)ではVAIO Zの方が実測値が早くなっている。
 「設計をしっかりすれば、カタログ値を超えた物をお客様に提供できる」と嬉しいお話がありましたね。

展示スペース

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 今回のVAIO meetingではVAIOを解体してましたが、産地(業者)までわかる、包み隠さない展示でした。
裏面反射型CMOSセンサーはソニー、高演色LEDバックライトLCDはパナソニック液晶ディスプレイ、強化ガラスは旭硝子、静音キーボードは沖電気工業、キーボード一体アルミパームレストは東陽理化学研究所、底部のカーボンは東レ。包み隠さないこの勢い。
コチラの感想は一つ前の記事【リンク】VAIO Fitではなかった!VAIO meeting 2015に行って驚くVAIO Zを御覧ください。
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 従来機種と書いてあるのがたいていFit AでVAIO社もFitと一緒でしょと言われることはわかっていたんでしょうね。しかしスペックもすごかったですがこの天板を触った時に驚きました。Fit 13Aの天板は普通にひねることが出来ます、もちろん形状記憶で元に戻りますが、VAIO Zの天板は同じ力ではひねることが出来ませんでした。かなり硬いです。
 フリップヒンジも鉄アレイぶら下げてまで公開処刑されている。そこまで無茶しなくても…。

アフターは居酒屋で

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 ブログのタイトルに「Z」を入れるほどZ好きで私を安曇野に連れて行ってくれてた、タケシ氏【このブログは本日で終了しますZ】も合流して居酒屋で1時間ほどトークで盛り上がりました。SONY時代の安曇野ロゴ入りパワーメディアドッグ…。羨ましい。
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 ちなみに再生マークありますけど、ここにあるのはすべてキャプチャです!自分の声に絶望しているので貼りません。

VAIO meetingとVAIO Zに関してまとめ

・meeting 2015
 今回のVAIO meeting 2015は行ってすごい楽しめましたし、中の方とも話せるというのが楽しく、昼間にVAIO Fit Aじゃないかって言ってたのを謝った位のモンスターを見せつけられました。
 VIAO Zは写真の編集やちょっとしたお絵かきも出来ますので、普段使い+αが欲しいと思っている層には受け入れられやすいですし、高いだけの理由がしっかりあったと分かる話もmeetingで聞けました。聞かないと本当にただただ高いFit Aですけど。

・今回のVAIO Zで惜しい点
 良い点ばかり書くと、「はいはいステマステマ」と言われそうなので最後に、移動してプレゼンするビジネスマンにはいいですが、有線LANがないと候補にも入れさせてくれない会社に勤めている人には悔やまれる商品でしたね。むしろ欠点は本当に有線LANが無いというだけですね。
 また、静音キーボードに関しては静かではありますが、なにか物足りない。最近の薄いノートパソコン全体的にですが、打鍵感が非常にない。ガラスキーボードとかと近い感覚、浅くして静かどのキーを押しているのか音で判らないです。私のキーボードの打ち方が特殊というか独自なので音とストロークの深さと押した時の反発で次のキーに飛ぶ躍動感ある動き、だから反発力があってなおかつ静音性を…是非。
 しかし時代はキーボードにも静音性を求めている人もいるので諦めたほうがいいですかね。そういう点ではVAIO Z canvasはキーボードを自分の好きなの使えばいいので。

・今後もVAIOの中の人と会う機会が欲しい!
 VAIOの船出に立ち会えた様に思えた今回のファンイベントは是非継続していただいきたいですし、2016年も参加させてもらいたい。むしろ安曇野に行きたいです!
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