日経電子版がいつものように飛ばし記事を飛ばしてきたが、VAIOファンとしては興味深いものがる。
『【リンク】パソコン3社が事業統合 東芝・富士通・VAIO交渉へ 』という記事が午前2時投稿された。
「ドコモにiPhone販売!」と何回も飛ばし記事をしたので話半分で楽しみましょう。
[pmad]
日経飛ばし
VAIO、東芝、富士通の三社が事業統合に乗り出すような話。東芝もオブラートに包むと「不正会計処理」問題もありPC部門売却の話もあったので実に現実味がある。
この三社が統合すると、国内シェアが高いNECレノボ・グループを抜くことになる。
もともと少ないシェアだったが、追い打ちをかけるようにVAIOはソニーから投資ファンドへ売却されたのでシェアは低いので日本産業パートナーズとしても投資金の回収にはちょうどいいのかもしれない。
VAIOファンの心配
最近の東芝DynaBookもなかなか攻めて来る機種があり魅力的だが、2年目のテーマである「自立と発展」が思わぬ展開になってしまった、今後はPC部門だけではなくロボット製造などにも力を入れようとしていた。
パソコン事業自体タブレットに一部食べられている状態で三社統合してやっていけるのか。
名義はVAIOが存続会社となるようだが、国内外の開発・製造・販売を一括統合ということで人員移動がある、となると各社からそれぞれ役員も来るだろうし…VAIOらしいVAIOというものが難しくなるのではないか、そんな心配がある。東芝は薄型ノートパソコンというところでVAIOと似てる部分はある、富士通も2in1PCの製造をしているのでどこにどれだけVAIOらしさが出るのか…。
「薄さ戦争からの脱却」を図り高付加価値をと出したVAIO Z・VAIO Z CanvasみたいなモデルはVAIO。一般ユーザー向きを東芝。ビジネス向けを富士通なんていう方向にしてくれるのが一番安心なんですけどね。
メイド・イン・ジャパンのブランドを存続できる軸のある会社が欲しい、近年家電メーカーは関東関西共に折れかかった会社が多い、この小さい島国に少し世界ブランドが多すぎた。統合してより良い方向になることを期待している。
[pmad2]