Digi Fi 15号・16号で始める1万円ハイレゾ生活!付録でUSB-DACを構築しよう!

別冊ステレオサウンドから発売中の「Digi Fi」の15号・16号・17号の3号連続でハイレゾ仕様の付録が付いてくる。
今月発売の16号と8月に発売した15号の2冊でPC接続のヘッドホン・アンプ(USB-DAC)環境が構築できるので買ってみました。
ヘッドホン・アンプ(USB-DAC)というと3万円くらいが当たり前になってきていますが96kHz 24bitと若干の制約はありますが1万円で構築出来てしまう。
「はじめましてハイレゾ!」「ウォークマンはハイレゾ対応なのにPCじゃ再生出来る環境がない」という方にオススメな付録です。

前回の記事で紹介した付録基板たちを実際にパソコンと接続してUSB-DACの環境を構築していきます!
音に関してはまだゆっくりと聞ける時間が無いので今回も感想が掛けませんがご了承ください。
【追加:リンク】DigiFi 15号・16号で作るヘッドホンアンプの総評!

[pmad]

Digi Fi 15号・16号でUSB-DACを構築

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それでは「はじめましてハイレゾ!」とにかく安く構築していきます!
必要なものはパソコン(当ブログはWindows機)、ヘッドホン、USB A-Bケーブル、Digi Fi 15号と16号。
パソコンとヘッドホンはご自身で持っている物で済ませて0円。15号3,996円+16号4,298円+USBケーブル500円=8,794円。
1万円払って1000円のお釣りが来ますよ!
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「Digi Fi 15号の96/24対応D/Dコンバーター」+「Digi Fi 16号の96/24対応D/Aコンバーター」=96/24対応USB-DAC!
基板同士の接続も別途ケーブルを買わなくても専用の6ピンでつなげれる事ができる。
この際気をつけなきゃいけないのは、16号のD/AコンバーターのピンをCOAX側に差し替えること。
OPT側は光デジタル角型端子の設定ですので、音が出ないです。
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あとはUSB-Bケーブルを挿して、ヘッドホンを挿せば終わり!楽々ですね。

PCとの接続設定

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再生プレーヤーは好みがありますが私はfoober2000にしています。ハイレゾ愛好家の中ではfooberは時代遅れ!金払ってでも「JRiver media center」を買った方が幸せになると言われてますね。
Mac OSなら「Audirvana Plus」という方もいますので、こちらはご自身の耳で体感してください。
再生プレーヤーでそこまで音が変わるのか?と思っている方もいると思いますが、これはオカルトとは違い、作者の好きな音で作り上げているので調整が違いますね。
今や有名になってしまったitunesはイコライザーを弄ってようやく聞ける音になりますが、foober2000はフラットのままで十分です。ただこのフラットな感じが嫌いという方が貶しているところも見られます。
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Windows Vista以降はWASAPIが標準搭載されていますので、オーディオエンジンを通さずに音をUSB-DACに受け渡してくれる様になります。
foober2000のWASAPI対応はプラグインを入れなきゃいけないので、そこら辺の設定に関しては【リンク】「foobar2000でFlacやハイレゾ時代に備えよう!」をご覧ください。(一年前の記事が役に立った!!)
AIMP3というプレーヤーは既にWASAPIも同梱しているので設定は楽なのですがUIが嫌いなので使ってないです。フルHD時代にデフォルトのUIはボタンが小さい。

・WASAPI共有モード(読み飛ばしOK!)
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私の環境ではWindows環境音やブラウザの音はPCのイヤホンジャックに直結したスピーカーから出しているので設定する必要は無いのですが、もし他の音とfoober2000などの再生プレーヤーと音を一緒に出したい場合はWASAPI共有モードに設定しなければいけません
ツールバーにあるスピーカーボタンを右クリックして「再生デバイス」を選択。
SPDIFインターフェイスとして「DF15_D/D_CONVERTER」があるのでプロパティを開いて詳細にある「アプリケーションによりこのデバイスを排他的に制御できるようにする」のチェックを外し既定の形式で「2 チャンネル、24 ビット、96000 Hz (スタジオの音質)」を設定してください。

Digi Fi 96/24対応USB-DACの動作

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Digi Fi 96/24対応USB-DACはもちろんMP3やCDの音でも再生出来ますがせっかくのハイレゾを堪能して欲しいところです。
【オンキョー:e-onkyo music】【ソニー:mora】などでハイレゾ音源を購入して欲しいですね。
ただハイレゾと言ってもCD音源の44.1 KHz/16 bitより良ければハイレゾというので44.1 KHz/24 bitの商品でもハイレゾとして発売しています。
ぜひとも96 KHz/24 bitの音源を購入してください。

・Digi Fi 96/24対応USB-DACで96 KHz/24 bitを再生
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96 KHz/24 bit再生すると15号の基板「D-96XD」の青色LEDが点灯するのでひと目でわかります。
foober2000はダウンコンバート再生に対応していないので196 KHz/24 bit音源を購入すると自分でダウンコンバートしなければいけないので気をつけてください。
J-Popやアニソンだと96 kHz/24 bitが主流となっていますが、Jazzやオーケストラ商品は196 KHz/24 bit音源やDSD販売になるので。

・Digi Fi 96/24対応USB-DACで96 KHz/24 bit以外を再生
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15号の基板「D-96XD」の青色LEDが消灯、こうなってくるとLEDじゃなくて心がブルーになります。
全米チャートで1位になったPharrell WilliamsのHappyが入ったアルバムがハイレゾ配信されたー!と思って購入してみると44.1 KHz/24 bitでした。
量子化ビット数の差は私はクイズ形式で出された時はギリギリわかりましたが、普通は気がつかないレベルなので48KHz以下ならCD買った方がお財布にやさしいです。

まとめ

・Digi Fi 15号・16号でハイレゾ対応USB-DACが1万円で購入出来る
   【リンク】Digi Fiで始めるハイレゾ生活!3号連続付録の基板を紹介!
・再生にはfoober2000にWASAPI output supportをインストール
   【リンク】「foobar2000でFlacやハイレゾ時代に備えよう!」
・お金を出すならハイレゾ音源「96 KHz/24 bit」の商品を!
   【リンク】HD高品質音楽配信e-onkyo music
・音に関してはまた次回へ持越し!ごめんなさい!
   【リンク】DigiFi 15号・16号で作るヘッドホンアンプの総評!



[pmad]

Author: paseri

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