
ソニーのデジタル一眼カメラで久しぶりのAマウントフルサイズ機になる「α99II」を発売日に購入できました。奇跡ですねー、ソニーストアの予約開始日が突然だったのでソニーストア用の口座にお金を動かしておらず、あれよあれよと納期が未定になった為、直前まで買うのを悩んでいました。
ただ当日お店に並んでいたのを買えちゃったんだからしかたない!こればかりは運命ですよ!
本当はさっさと作例を挙げられればいいのですが、平日に時間が取れず、撮りに行けてないので外観の説明だけでも先にしておきたいと思います。
付属品はシンプル
私が最後に購入したのはα77でしたから5年前ですね。その頃に比べると編集ソフトなどが入ったCDが減りました。
α99II本体とストラップ、バッテリー、充電器とUSBケーブル。
今回のストラップは…シナバーカラーが目立たない。α99のトランスルーセントと書かれたストラップよりは常用し易いのではないでしょうか?
最近はメーカー純正のストラップを使わなくても市販品がかなり充実してきましたね。
[pmad]
本体について
α99IIは従来のフラッグシップモデルに比べると実に小ぶりな仕上がりになっていて、重さはバッテリーなどを含む重量でα99の約849gに対してα99IIでは約812gと37g軽量。
体積は8%小型でAPS-C機のフラッグシップモデルであるα77IIと正面から見た大きさは同じ、奥行きは内蔵ストロボを外した分短い。
ここまで小型化したのにもかかわらず、かなりの進化をしており機能に妥協がない。
それにもかかわらず、5軸のボディ内手振れ補正が入っているのだから驚きだ。
ボディの端子などの説明をすると、背面から見て左側に端子類がすべて揃っている。正面側にフラッシュ用ターミナル、リモート端子、背面側にマイク端子、ヘッドホン端子、HDMIマイクロ端子、Micro USB端子(αシステムマルチ端子)、DC IN端子になっている。
デジタル一眼ではバッテリー消費量が激しいのでUSB充電ができないのは残念だが、従来通りDC給電が可能となっているのでスタジオ撮影に使うには問題ない。
右側にはAマウントフルサイズ機としては初のNFC搭載、スマートフォン用アプリ「PlayMemories Mobile」が利用可能に。
PMMではカメラとスマートフォンがWi-Fiで接続をして、リモート撮影や撮影前のアングルチェック、撮影後のビューアーとして使える。
カメラ側のアプリ「PlayMemories Camera Apps」でスマートリモコンをインストールすることで、スマートフォン側で絞りやシャッタースピードなどのマニュアル撮影が可能になる。
またα99IIではGPSが外されましたが、スマートフォンの位置情報を利用して画像に記録することが可能になります。
α77シリーズと同じサイズなのにSDカードがちゃんと2枚入ります!α77でちょっと困っていたポイントが改善されました。シングルスロットだとJPGだけを転送とかがめんどくさかったので。
しかしWi-Fiついたんですよね…。どう運用するか悩ましいところです。
実際にレンズを付けて、軽くいじって
・SAL1635Z
・SAL70400G2
うん!満足!いや本当に早く撮りに行きたい…。
ただ、この本体開けてちょっといじっただけでも色々言いたいことがあるのですけどね。
・レリーズ軽すぎ問題
これ、実機触ったことある人ならわかると思いますが、通常から半押しまでの触感はピカイチなんですけど、半押しとシャッター切れる位置までの余裕がなさ過ぎです。
半押しからくしゃみ一発・・・いやしゃっくりでも起きたら切れるほどの浅さ。押し込む深さはかなり深めまで作ってあるのに、なぜこんな半押しが浅く…。
深すぎると指が疲れますけどあとちょい下げで…。
・ジョイスティックが…
慣れた今は問題ないのですが、ジョイスティックの右へ押した時に動かない事がかなりあった。
α7IIシリーズの感覚で押すとだめで、これはグリップ握りながら倒すとうまくいく。
なので個人としては三脚使っているときに、設定を急いで変える時にやらかす気がします。
あと十字の切れ込みが入っているので指が痛い。方向はわかりやすいですし引っかかりやすいのでいいのですけど…。
外装関係にケチをつけようと思えば十人十色ですから、いいか悪いかは人それぞれ。実機で感じ取ってください。ただ、有料サービスでもいいからレリーズのトルク調整して欲しいですね…。