
【更新9/28 10:15】日本語商品ページが登場したので下部にリンクを貼りました。
ドイツで開催中のフォトキナでソニーが新製品発表を行った。なんと今回Eマウントは一切なく出てきたのは、もう生きる屍とかしていたAマウントのフルサイズ機『α99II』がついに登場。
一体何回α99後継機の出るという噂を聞いたのかわからないほど。しかしその生活ともさらばです!ソニーα10周年を飾ったのはAマウントでした!!(いや本当にもう無くなると思ってましたAマウント)
[pmad]
Aマウントユーザーが待ち望んでいた形
新製品が出なかったAマウントユーザーはほぼゾンビの様になって朽ちてEマウントや他社に流れて行ったり、倒れていた所に噂が通りかかると襲いかかったりしていました。
そんな中でよく聞かれていたのが「外装はα99で中身はα7シリーズでから出して…」この意見は本当に噂サイトでは常用句となっていた。
そして2016年ついにその願望が詰まった機種が登場。これを興奮せずに何を求めようと言うのか。
従来のα99よりひと回り小さくなり、センサーはα7RII、α7IIシリーズから搭載の5軸手ブレ補正・・・触りだけ書いてもこれはAマウントユーザーが救済された…。
…でもまた1機種だけで何年も引っ張りそうですよね…。
ボディサイズはなんとα77IIとほぼ一緒!
新型のα99IIは現行機よりも小型になったと書きましたが、正確にはAマウントAPS-C機のα77IIの正面から見て縦横は全く同じ寸法で奥行きが4mm減りました。
機種 | α99II | α99 | α7RII | α77II |
---|---|---|---|---|
画像 | ![]() |
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幅 | 142.6mm | 147mm | 126.9mm | 142.6mm |
高さ | 104.2mm | 111.2mm | 95.7mm | 104.2mm |
奥行 | 76.1mm | 78.4mm | 60.3mm | 80.9mm |
重さ | 849g | 812g | 625g | 726g |
※重さはバッテリーとMS Pro Duoを含む
※画像は縮尺合わせていません
α77IIはストロボ内蔵でしたがα99IIは従来機同様、外部ストロボ使えという形なのでその分の出っ張りが無くなっている。グリップはやや肉厚になっているのでホールド感は前よりも増えそうである。
EVFは飛び出したものの液晶が気持ち薄くなっており鼻が高い人には良い改良かも。
センサーはα7R II
全くの同等品なのかは不明なものの4240万画素の裏面反射型センサーで、海外のソニー公式ページの構造画像ではギャップレスオンチップレンズ・フォトダイオード・配線が銅と全く同じでした。
AFに関してはα77IIの特徴だった位相差AFが79点とα7RIIの特徴だった像面位相差399点AFの両方を搭載し、-4EVの低輝度環境にも対応しているので光量の少ない夜などでも被写体にピントを合わせてくれる。
5軸手ブレ補正がついても太くならなかった
驚いたのは5軸手ブレ補正技術が搭載。元々Aマウントにはボディ内手ブレ補正技術は搭載されてましたが、縦横だけの対応でした。α7IIシリーズで5軸手ブレ補正が搭載したときはボディが肉厚になっていたのですが、先に書いたとおり従来機より薄くなっており、内部の設計はかなり高密度化したと思われます。
他の機種のいいとこ取り
この他にも秒間12コマの連射性能なども盛り沢山。
いわゆるα99からの新機能で他の機種に転用するというようなものはないですが、Eマウントや1インチセンサーのサイバーショットなどからの技術を全て吸収した機種。
なのに本体価格は3200ドル!50万円だー60万円だーって騒がれていたのが嘘のよう…。ソニーのインフレ率が最近すごかったので拍子抜けですが嬉しい価格帯です。
欲しいですね…。実に。英語の読解能力が、そろそろ底をつきてきたのであとは国内発表した後に。
1 thought on “Aマウントは死んでいなかった!?ソニーα99IIを海外発表”