
ソニーWALKMANシリーズで唯一海外発表のまま音沙汰のなかったNW-A30シリーズが国内正式発表になりました。既に発売中のNW-WM1ZやNW-WM1Aの様な高価格帯ではなく、普及価格帯で登場。とは言え昔はこの価格帯が最上位機種だったような気がするんですけど・・・。
[pmad]
もちろんハイレゾ対応
ハイレゾ音源に対応し、引き続きフルデジタルアンプ「S-Master HX」を搭載。ヘッドホンの出力が前の機種のA20シリーズより3.5倍の35mW+35mW(16Ω)と強力になったので大型のヘッドホンにも余裕のある機種になりました。
最上位機種のWM1シリーズとは違いDSDは11.2MHzまでの対応でリニアPCM変換再生になっています。DSDをネイティブに聞きたい人はWM1シリーズを買うしかなさそうです。
新しく搭載されたのは44.1kHzと48kHzのデュアルクロックを搭載。CDやDSDで使われる44.1/88.2/176.4kHzのサンプリング周波数のクロックとWAVやFlacハイレゾ音源の48/96/192kHzのサンプリング周波数のクロックに分けることでどちらの信号も完全に同期される。
メイン基板や金属部分を固定するビスに通電性を追加、接点を強化して引き締まった低音を再現するそうですが・・・。
どうなんでしょうね、通電しないビスにした場合との比較機種とか作ってくれないですかね。。
久しぶりのタッチパネル!
Android OSを搭載したNW-F880シリーズから3年、この価格帯の商品では久しぶりのタッチパネルを搭載。今回はAndroid OSではないのでNW-X1000シリーズ以来の独自OSタッチパネル搭載モデルかな?
タッチパネルの無いWALKMANだとイントロが長い曲などで「ここまで飛ばしたい!」というのができなかったのでありがたいですね。ただWM1シリーズ触った限りでは当たり判定部分が小さいのかちょっと四苦八苦しましたが。
もちろん物理ボタンもあるので、今まで通りの使い方をするにも問題ないです。
またmicroSDも対応しているので128GB分容量を増やすことが出来ます。ただ、従来の機種ではややもっさりしたりするなどの意見もあるので今回はどこまで快適になっているやら。
気になる値段は?
今回のNW-A30シリーズの値段は下記の通り。
NW-A35 (16GB) 21,880 円+税
NW-A35HN(16GB) 28,880 円+税
NW-A36HN(32GB) 33,880 円+税
NW-A37HN(64GB) 43,880 円+税
カラーは珍しく全容量で全色選べる。昔は一番容量多いモデルだとブラックだけーとかそういうことばかりしていたソニーですがようやく、全容量全色!
ビリジアンブルー、シナバーレッド、チャコールブラック、ライムイエロー、ボルドーピンクの系5色。
型番の後ろにHNと記載されてるのは全てMDR-NW750Nというハイレゾ対応ヘッドホン付となっています。
ヘッドホン付かないのは16GB 1機種だけ。そして7000円の差。ソニーさん64GBモデルもヘッドホン無し作ってくれませんかね。ヘッドホンって書いてるけどイヤホンなので私使わないんですよ。それで7000円はちょっと…。
ちなみにMDR-NW750Nは定価で11,880円+税の商品なのでお得と言えばお得ですけどね・・・。