2015年3月にAppleが新型MacBookを発表しました。久しぶりのモデルチェンジでしたが、どうもこれじゃないという思いが多い。
果たしてAppleはこれでいいのだろうか?そこをMacBookで見てみましょう。
[pmad]
目次
デザインがフェイク画像みたい
iPhoneのフェイク画像などで良く筐体の端いっぱいいっぱいまである画像とかよく見ますが、「あんな性能を犠牲にする美しさのないデザインはAppleは発売しないよ~」と思っていました。
まさかキーボードが筐体いっぱいいっぱいまで…。キーボードを少しでも押しやすくするために強度を犠牲にしていそうな。ただ重量を見る限りアルミなので大丈夫だとは思うんですが、横からの衝撃には弱くなった印象。ちなみにMacBook Proは車に轢かれても動くのは実験済み…かなり修理費かかりましたが…。
カラバリ展開でとにかく売りたいだけになった
98~2000年のジョブスがAppleに復帰するまでにいろいろ画策していた時期にだけ、Appleではカラバリ展開は行われていた。当時出したiMacでAppleが好きになった人もいると思いますが、その後ジョブスがCEOについてからはホワイトのデザインになった。その後もアルミの美しさを際立たせつつシルバーが基本になりモノトーンの美しさでファンを長年魅了し続けた。
ジョブスの亡くなって一切手がついていないであろう、iPhone5Sからシルバー・スペースグレイ・ゴールドの3色展開。特に中国市場ではゴールドが受け入れられるので擦り寄っていく感じでファンよりマネーを選んだように思える。
CPUがまさかのCore M
第五世代Intelプロセッサーを搭載していますが、まさかのCore M。Core i3、Pentium、Celeron以下という話がちらほら見受けられますが、そもそもノートパソコン用ではなくてタブレット向けのCPUなので方向性が全く違います。
それでいて、ファンレスにできた画期的!というウリ文句は如何なものかと…。ASUS TransBook T300 Chiと同じ。MacBookというよりはMacPaperですかね。実に残念。
しかし内部構造は相変わらず綺麗。
端子はたった一つはスマートじゃない
新しく制定されたUSB 3.1をいち早く実装。充電から何から何まで1本で済むこのケーブルになったのは驚きですね。でもたったこれひとつ…。MicrosoftのSurfaceが端子一つだった時はぶち切れられてたんですけどね。
しかも端子を追加したかったらアダプターを買えってスマートじゃなさすぎる。9500円ですよ?そして持ち運べと…。いくら熱狂的なファンが騒いでもこれはアカン。
まとめ、こいつはノートパソコンじゃない!
最初の頃はMacBookとMacBook Airが頭のなかで混在していたので中途半端なものになったと思っていましたが、AirはAirで別途あるので安心しましたね。
そう考えるとこいつの正体は…。ノートパソコンの格好した『タブレット端末の中身を入れただけの何か』というのが正解ですかね。Windowsタブレットみたいな感じ時でMacOSX版ipad(タブレット)として出さなかったのはAppleのこだわりかipad市場を潰したくないだけか…。
タブレットと思えば余計な端子はいらず、USB充電だけできればいいです。
Lightningにしても良いレベルの商品ですが、EUの規制で充電端子はUSBに統一となってくるのでiPhoneも含め、Apple製品は今後USB3.1 typeCに置き換えられていくかもしれません。
Intel Atomよりは高いCPUで、高速タイプのPCIeSSDを搭載しているのでApple製品にしてはWindows製品に近い価格まで落としこんできている。
スターバックスでSNSしかしないのに、ドヤドヤしてた人にはAirやProの性能は持て余してるので、そういう点ではMacBookは性能面でピッタリだと思いますよ。Airより価格が高いところを除けば…。 Airの様に16:9ではなく16:10なので画面の情報量が増えますし、軽いですから。そしてこの薄さはアルミ使ってるのに魅力的かもしれませんね。
[button]
[pmad2]