NTTドコモを利用していた私が、最近良く聞くようになった格安SIMを購入してみた。
元々、ドコモのXiの料金には目を疑うことが多く、通話用のFOMA契約SIMとデータ通信用のXi契約SIMの2種類を持っていました。FOMAは月額2000円程度で抑えていられるのですがXiがXperia Zのサポート割引ありで5000円程度とかなりパンチの効いた金額でした。
果たしてこの金額がどこまで減ったのでしょうか!
[pmad]
目次
OCN mobile ONE
今回選んだ、MVNO業者はインターネットプロバイダー大手である、NTTコミュニケーションズの『OCN』が発売している『OCN mobile ONE』。
数ある格安SIMを販売しているMVNOからOCNにした理由は簡単で「OCN光回線利用者は200円(税抜)引き」ということでOCN会員の私が200円安くなる。利用しない理由はない。
前の記事で格安SIM販売している業者についてまとめましたので是非御覧ください。
【リンク】2015年春は格安SIMでスマホをお得にしよう!
開封から端末に挿すまで
パッケージは至ってシンプル。長3封筒より二回り小さいパッケージでペラペラ。
SIMカードは両面テープで貼られており登録に必要な「発信番号」と「端末製造番号」が記載されている。いつもならキャリアスタッフが外してくれるSIMカードもくっついたままですが、外す際に破損するようなことはないのでカッターやハサミを容易する必要はありません。
中には端末に設定する項目欄が出てきます。そこまで設定をいじったことない人はこの設定が最大の壁ですかね。でもそこまで身構える必要はないです。
今回使う端末はまだまだ現役として使えるXperia Zです。
Xperia ZはmicroSIMスロットですが、今後のSIMサイズはnanoSIMが主流になるのでOCNモバイルSIMも一番小さいnanoSIMにしました。SIMカッターなどがありますが大きいSIMを買うより小さいSIMを買って下駄を履かせましょう。格安SIMは解約時にSIMカード返却するので切ったりしてはいけません。
また、サイズ変更時はSIMカードを再発行し、現行のSIMを返却する形になるので手数料がかかります。アダプター購入が一番早い方法です。
nanoSIMをmicroSIMにするアダプターを友人から譲ってもらえたので費用は0円ですみました。Amazonでは600円とかしますが、50円という送料すらどう稼いでいるのかも判らない人気なアダプターもあるようです。
実際に出し入れしてみましたがこのアダプターなら何も問題ないようでつっかかることはありませんでした。ただあくまでもXperia Zでは引っかからないだけですので慎重に、あと当たり前ですがSIMをセットしないでSIMアダプターを挿入すると中で引っ掛かる可能性があるのでやめましょう。
利用契約をしてみよう
まずはOCNから届いた冊子にある"サービス開始までの流れ"にある登録サイトに行き「発信番号」と「端末製造番号」を記入
最初のページで050plusとマイセキュア for スマートフォンの申し込みの有無を決めるページが出てきます。
パッケージに050plusと書かれた黒いパッケージもありましたが青いパッケージの物でもここで決められるようです。050plusは30秒20円の携帯電話発信とは異なり低価格での通話アプリをインストールすることが可能になります。
3ページ目では利用したいコースを選択できます。OCNモバイルSIMではデータ通信については150Mbpsは4コースあり、1日あたりの通信量制限が2コース、ひと月あたりの通信量制限が2コースと制限されています。また低速500kbpsですがひと月あたり15GB使えるコースもあります。
私は平日ならほぼWi-Fi環境下に居り、車移動が主で休日外出時にガンガン使うので月額1100円の3GB/月コースにしました。
それ以降のページについては050plus登録した場合は050plus用の番号を選び、プロバイダのOCNメールアドレスを決め個人情報を記載しクレジットカード番号を入れれば入力完了です。
最後に今回のSIMとは別にSMS対応の携帯電話に認証番号が届き完了となります。
私の場合はSMS対応のFOMAがありましたのでそちらにしました。ない場合は郵送登録になるので開通まで日数がかかってしまいます。
ネットで即日開通した方はOCN会員登録証のPDFファイルを大切に保存しましょう。無くすといけないので印刷しておくのをおすすめします。
このPDFは重要ですからね!忘れないようにしましょう。
Xperia Z <Android>での設定
設定画面から「その他の設定」を押し「無線とネットワーク」で「モバイルネットワーク」にいくと「アクセスポイント名」がありますので選択。
すると既にNTTドコモで契約した時のAPNがあり(私の場合は「spモード」)が居ますのでここに「OCN mobile ONE」用の設定をします。
画面の+を押すと「アクセスポイントの編集」が出てきますので各項目に冊子に書いてある物を入れます。
アクセスポイント名は任意で決められます、私はサービス名である「OCN mobile ONE」にしました。ここからの設定は冊子にあった物を入力していきます。
APNにLTE端末(Xi・iPhone 5s以上)「lte-d.ocn.ne.jp」で3G端末(iPhone 5以下)なら「3g-d-2.ocn.ne.jp」、ユーザー名に「mobileid@ocn」パスワードに「mobile」を入力し画面をスクロールすると認証タイプがあるのでCHAPに設定します。
認証IDとパスワードは「OCN会員登録証」に書いてあるocn.ne.jpの認証IDと認証パスワードではないので注意。登録証に書かれているIDとパスワードはOCNの会員サイトに出入りする際に使います。
そして作成したアクセスポイントがしっかり選択してあれば既に通信を開始しはじめます。これで設定は終了ですお疲れ様でした。
iPhoneユーザーの方はこのような設定をしなくても【リンク】「OCNモバイルサポート」にiPhone5以降の為にプロファイルがあり設定を任せてしまうのもいいかもしれません。
OCN モバイル ONEアプリをインストール
別に入れなくても平気ですがターボモードのON/OFFやコースの変更、音声通話SIMなら通話の明細や高速通信使いきった後の増量購入もできるのでぜひ入れておきたいアプリです。
Google AndroidとApple iOSの両方あるので安心。ツイッターなどのテキスト中心の物を見る時はターボOFFにして200kbpsにして容量節約出来ます。
なお、設定した直後には高速通信の残量は無く、翌日午前1時にチャージされるようなので注意したほうが良さそうです。
まとめ
今回はセットアップの記事でしたのでまとめることはあまりない…。
いつもはお店側がやっていたことを自分でしなきゃいけないのですがこれでスマートフォンのデータ通信費用が1/4になるならお得だと思いませんか?
AmazonやヨドバシでOCNモバイルONEのSIMを購入すれば契約手数料3000円が半額近い値段で購入できてさらにお得。
関連リンク
・2015年春は格安SIMでスマホをお得にしよう!
・さらばドコモ!月々の携帯代が1/4以下になる魔法の格安SIMをOCNモバイルで
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