
10月13日にソニーから発売されたPlayStation VR(以下PSVR)が届きました。届いた初日にパソコンに繋げて大反響がありましたが、今回は純粋にPS4とPSVRを繋げて遊んだ時の感想記事です。
弱小ブログなのでこの記事はきっといつもどおりの細々としたアクセス数でしょうがはりきって書いていきますよ。
[pmad]
プレイステーション VRと初対面
実は私、PSVRを一切体験もせずに購入しました。というのもSonyStoreで150万円購入+PS4購入した人向けの優先販売権を持っていたため、体験購入もしなくて済みましたし、並ぶのが嫌いなので結局発売日までどういう解像度なのかもさっぱり知らないまま発売日を迎えた。
仰々しい程大きい箱がやってきて、ダンボールを剥がす、外側の包装を解く、そして箱は斜めカットの豪華さ。
参りました、既に打ちのめされましたよこの時点で…。こんなのPS4の周辺機器じゃないです。これ一つで製品として完成しているようなもんです。
開封して見たところ、PSVRはヘッドセットとプロセッサーユニットの2つ、ヘッドセットとプロセッサーユニットはHDMIと通信ケーブルが2本つながっており、プロセッサーユニットからはPS4とのHDMI入力USBケーブル、テレビへのHDMI出力とACアダプタとかなりつなぐものが多く取扱説明書を読まないとダメでした。
実際にプレイして感じた事
・没入感はすごい!【ハッピーポイント】
PSVRとはいえ所詮は仮想空間、「現実世界から逃げても仮想空間であると脳は認識するだろ」
そう思っていた時代が私にもありました…。
サマーレッスンをプレイ中にひかりちゃんが隣に来てスマホ見せてくれるシーンでドキドキしたりは普通の反応ですが、問題はその後。
結果報告は喫茶店で一人でいるシーンなのですが、派遣先の会社からの電話の時、つい癖で肘をついて電話しようと体が動いた。
だがその机は仮想空間の物。現実世界には何もない。
そう…コケました。侮るなかれ仮想空間…。
・低価格でVR体験!【ハッピーポイント】
PC向けに発売してるHTC ViveやOculus Riftはどちらも10万円かかり、それにグラフィック性能に特化したPCを15万くらいかけて作らないといけません。
それを4万5000円程度のPSVRと値下がりしただけで済みます。
一般人目線で見ると高いと思われるでしょうが、コンシューマ向けでギリギリの価格帯で完成させたと思います。
・PSVRは水中ゴーグル?【ガッカリポイント】
てっきり、視野すべてに映像が映ると思っていたのですが、なんでしょう海女さんや一昔前の水中ゴーグルとでも言うんでしょうか、メガネかけてる人で言うとフレームの外は全部真っ黒。
そのうち気にならなくはなるんですが、やはり目の横まで画面が欲しかったがVRは全体的にこうなるのでしょう。
・PSVRは案外解像度が低い【ガッカリポイント】
液晶のスペックは960 x RGB x 1080が左右2枚でした。RGBと書かれているので通常の1ピクセルRGB配列ではなく特殊配列で1ピクセルの内でレッド・ブルーが2マス使って+Rが1マスで1ピクセル。
それが視野外まで広がっているので大体目に入るのはPS Vita程度の解像度ですかね。特に2000シリーズみたいな感じ。つぶつぶが見えます。
なので映画を見るために欲しいという方はやめておいた方がいいと思います。
・PSVRは首が疲れる【わかりきってたポイント】
「PSVRは重いだろうな」と思っていたのですが、装着してみると案外軽くて「これなら問題なくプレイできる」とタカをくくっていました。プレイ中も没頭しており、全く首の疲れを感じませんでした。
しかし、いざ外してみると、すごい疲労が溜まっていることがわかります。1日2時間位が限界ですかね。
・【考慮ポイント】
初代PlayStation 4に搭載の搭載のカメラでプレイしていたのですが、PSVRに同梱していたカメラと異なり角度を本体で調整するのでスタンドが付くPSVRカメラの方が高さや角度の微調整がしやすいです。
まとめ
たぶん、そろそろゲームまとめブログとかで「PSVR飽きた」「PSVR低解像度おわた」とかいうタイトルが踊り出てくると思います。
私自身も低解像度だと思いますし、コンテンツ次第では飽きてくると思います。しかし、まだVR自体発展中の技術なのにこの価格で体験できることはすごい事で、まとめブログの煽り記事だけを読んでいないで、一度は没入感あるこのPlayStation VRを体験してみてほしいです。
『百聞は一見に如かず』
PlayStation VRはファストフードみたいなものです、ハンバーガーショップに「なんで牛肉が松阪牛じゃないんだ!」なんていう変な事を言うよりも、この価格でこれだけ遊べるのか!と楽しんで!
またヘッドマウントディスプレイのように映像を楽しむ目的では買わない方がいいです。これはゲーム機の周辺機器ということをお忘れなく。