もうすぐ発表されるAppleの新型iPhoneにFelica技術が採用されるという噂があちらこちらから聞こえてきました。Felica技術はソニーが開発した非接触型ICカードで日本の非接触型決済はほぼこの技術になっている。
北はJR北海道Kitakaから南は沖縄ICカードのOKICAまで…というか電子決済楽天Edyやnanacoとかもです。今までAndroidスマートフォンではできていたサービスが順次iPhone対応になっていくでしょう。
Appleしか使えなかったNFC
iPhone 6の頃に「NFC対応!ついにiPhoneでもSuicaが使える!」みたいな話が出て賑わっていましたが蓋を開けてみたらApple Pay専用でBluetoothヘッドホンとのペアリング認証にすら使わせてくれないガッチガチでのNFC採用となっていた。
なぜ、ここに来てAppleが柔軟な姿勢を見せてきたのかが気になりますね。
日本の市場は大きいらしく、キャリアへの圧力と言われる販売台数の決まりを守るために0円でiPhoneをばら撒いてくれていたのですが、最近0円携帯への風当たりやスマートフォン所有率の頭打ちなどもあり、地域別の特色を拾っていかなければ生きていけないと思ったのでしょう。
海外のiPhoneにも搭載するのか?
これは謎ですよね。NFC-A、NFC-Bの他にFelicaタイプのNFC-Fと3つのNFCがあり、NFC-Fは国内のAndroidスマートフォンなどでしか採用していません。
そう考えるとiPhoneの海外版にまで搭載する可能性は低そう。
ただJR東日本がNFC Forumの会合にも出席し標準化に向けて意見を言っているようです。
SuicaやEdyが世界のNFCに対応すれば?
そういう意見は欧州からも言われてるのですが、いかんせん日本のSuicaは読み取り範囲が広く、また改札機1機の処理人数の要求がかなり高い。
日本では鞄の底に入れてる女性がカバンをバコーンと叩いてる姿を見ますが、半径85mmのSuicaだから可能なだけであり、欧州だと半径20mmと読み取り範囲が小さいので、ああいうことはできなくなる。
改札機1機の処理速度は欧州仕様だと1分間に30人程度だが、日本仕様だと1分間に60人まで通過できるようです。
じゃあ1分間に30人でもいいだろうと思うのですが、JR東日本のシミュレーションだと改装前の田町駅の改札だと1分間に32人だけ処理すると改札に人が溢れてしまうとの事。
確かに改札機1機誰かが詰まっただけでもラッシュ時は悲惨になりますからね…。処理人数は多いに越したことはない。
なので新型iPhoneがSuicaに対応すればいい!
こういうことを踏まえて、AppleとしてはNFC-Fに対応させておくべきたと思ったのでしょう。
もし、海外版のAppleにNFC-Fが搭載され、改札の処理スピードが認められれば世界も追随して・・・こないよなぁ…。