
明日からCP+2018が開催、各社それぞれ新商品を発表し賑わっております。キヤノンのカメラ商品で気になるのは皆さんこちらの商品ではないですか?
世界初、バウンス撮影の自動化を実現した「スピードライト 470EX-AI」です。古くからいるカメラユーザーの多いキヤノンとしては「何が自動だ!自分で調整するのが当たり前だ」みたいな風潮があると思っていたのでまさかの自動化に驚きました。
ストロボ初心者にありがたいAI.Bフルオート バウンス撮影
最近はデジタル一眼カメラが普及し始め、家族や友人とのパーティーに加えポートレートを始めた人やコスプレ撮影など、人物撮影する機会がグッと増え、ここ数年でストロボの需要も高まりつつあると思います。
ただ私もそうですが、「ストロボ撮影って難しいのでしょ?」と思う方は手を出しにくい商品です。その入口としてキヤノンが間口を広げてきました。
使い方はAI.B-Fにスイッチを切り替え、AI.Bボタンを押すと距離測定はプリ発光を2度行いバウンス角度を自動で設定する。たったそれだけ、あとはストロボ内のCPUにおまかせ。
中級ユーザー向けAI.Bセミオート バウンス撮影
こちらは中級者向けと言っておりますが、横位置でユーザーが手動でセットしたバウンス角を覚えて縦位置にした時に同じ角度にしてくれる、スタジオ外や部屋撮りポートレート向けの機能。
バウンス角を設定後ANGLE SETを押すと角度を覚え、縦横変更時にシャッターボタン2回反押しにすると記憶した角度に調整されるそうです。
いささか、フルオートがすごいので通常のストロボ価格の比較すると勿体無い使い方とも言えますが、クイクイ縦横切り替える人にはありがたい機能ですね
このストロボの需要は高いはず
初心者向けかな?と思いきや、AI.Bセミオートの事も考えると幅広いユーザーを迎え入れそうな感じです。結婚式場お抱えカメラマンの人もいちいちグリグリする必要がなくなるので負担が減ると思いますし。強いぞこのストロボ。
ガイドナンバー47と真ん中の位置づけですかね、大きい式場などではガイドナンバー60あったら嬉しいのでしょうが今後でてくるのかも気になる所?
もちろんフルオートの際は2回距離測定のプリ発光があるのでタイムラグを考えなければいけませんが、動画見る限り4秒以内で終わるので全然ありです。
将来的にはプリ発光なしで構えたらセンサーで距離測定して動いても追随するようなストロボになればいいですね。