【2015年ノートパソコン用CPU】Intel 第五世代Core iシリーズ発表

　インテルはCES2015に合わせてノートパソコン・タブレット向けのUシリーズの新しいモデル「第五世代Core iシリーズ（Broadwell）」を発表がありました。今回も名称・型番に変更はなく5000Uシリーズとなるようです。
　Haswellの後継にあたり、正統進化と第三世代から進まなかった高負荷時の消費電力削減ができたモデルらしいです。

[pmad]

第五世代 Core iシリーズ

　CPU機能とグラフィック機能の両方を強化した57番台、CPU機能の性能を少し落としつつグラフィック機能を強化した50番台、標準モデルの0番台の3構成といつも通りです。Uシリーズの「Core i」モデルは2コア4スレッドになっています。
　グラフィックは4つあり、コードネームGT3eだった「Intel Iris Graphics6100」、GT3の「Intel HD Graphics6000」、GT2の「Intel HD Graphics5500」とPentiumやCeleron用はGT1の「Intel HD Graphics(通称：無印)」。性能は「Intel HD Graphics5500」でも第四世代の「Intel HD Graphics 4400」と比べると3D処理で22%、ビデオ変換で50%ほど性能がアップしたようです。

ハイパフォーマンスモデル

　第五世代Core iシリーズでは一番上位のモデルですべてが「57番台」となっている。グラフィック機能は「Intel Iris Graphics6100」
　CPUとGPU共に性能を引き出すためTDPは28wと他のより高め

グラフィック強化型モデル

　第五世代Core iシリーズではグラフィックに電力を割り振ったモデルですべてが「50番台」となっている。グラフィック機能は「Intel HD Graphics6000」
　グラフィックに電力を使うため動作周波数を落としTDPを15Wと標準モデルと同等にした。

標準モデル

　第五世代Core iシリーズでは標準モデルでターボブーストテクノロジー対応は「00番台」非対応は「05」「10」を割り振られている。グラフィック機能は「Intel HD Graphics5500」
　一番下にあるからスペックが低いわけではなく、これが標準で上の2つが派生型。

まとめ

・Broadwellは実際の消費電力を抑えた
・Core i3は動作周波数を高めるターボブーストは無い
・グラフィックは4段階で選べる