2020年モデルのブラビアが発表されました。
今回は4K有機ELテレビの最高峰となる『A8Hシリーズ』について。2020年モデルでは8Kテレビに『9シリーズ』を譲ったので『8シリーズ』が4Kテレビの最高峰となる。
筐体デザインこそ違えど、A8HシリーズはベースがほぼA9Gとなっており、性能の差はほぼ無い。
[pmad]
主な仕様で見るA8Hシリーズ
A8Hシリーズ(New) | A9Gシリーズ(2019年) | A8Gシリーズ(2019年) | |
チューナー | 地上/BS/110°CS BS4K/110°CS4K すべて2基搭載 | 地上/BS/110°CS BS4K/110°CS4K すべて2基搭載 | 地上/BS/110°CS すべて2基搭載 |
画面 | 4K有機EL倍速パネル 65V型/55V型 | 4K有機EL倍速パネル 77V型/65V型/55V型 | 4K有機EL倍速パネル 65V型/55V型 |
映像表現 | X1 Ultimate プロセッサ 4K X-Reality Pro X-Motion Clarity | X1 Ultimate プロセッサ 4K X-Reality Pro | X1 Extreme プロセッサ 4K X-Reality Pro |
スピーカー | Acoustic Surface Audio 最大出力30W Dolby Atmos対応 | Acoustic Surface Audio 最大出力60W Dolby Atmos対応 | Acoustic Surface Audio 最大出力40W |
エンターテイメント | Android TV Chromecast Googleアシスタント Apple AirPlay Apple HomeKit Amazon Alexa Netflix Calibrated IMAX Enhanced | Android TV Chromecast Googleアシスタント Apple AirPlay | Android TV Chromecast Googleアシスタント Apple AirPlay Amazon Alexa |
付加機能 | HDD録画・無線LAN | HDD録画・無線LAN | HDD録画・無線LAN |
55インチ発売時価格 | 28万円程度 | 35万円程度 | 30万円程度 |
公式ページリンク | A8Hシリーズ | A9Gシリーズ | A8Gシリーズ |
この様にほぼA9Gシリーズの機能で筐体がA8Gに引っ張られた感じとなりました。
付加機能が追加されており、映像表現ではX-Motion Clariy、エンターテイメントとではApple Home Kit/Netflix Calibrated/IMAXが追加されました。
追加された付加機能
X-Motion Clariy
X-Motion Clariyは有機ELテレビの特徴である自発光パネルの特性を活かして画素数単位で映像を制御、暗いシーンでは完全に消灯させ奥行きをだす。
動きの早い映像では残像を減らすことでブレをなくしきれいに見せます。
Netflix Calibrated
Netflix Calibratedはその名の通りインターネット映像配信サービス最大手Netflixと協業した、クリエイターの意図を忠実に再現できるモードを搭載。
Netflixの映像コンテンツを製作者の意図した表現を自宅で味わえるモード担っており、映像から音楽まで臨場感溢れるコンテンツを楽しめる。
IMAX Enhanced
IMAX Enhancedは映画館でおなじみIMAXシアターの臨場感を自宅で楽しめるモード。インターネット映像配信サービスTSUTAYAアプリで対応のコンテンツになります。
まとめ
あまりカタログスペックでは進化していない。A9Gシリーズから微調整を行った感じ。本来であればオリンピックイヤーでしたので本気のモデルが出てくると思ったのですが、逆にオリンピックイヤーだからこそ無難に昨年のモデルに付加価値をつけて低価格で売り込みをかける予定だったのか?
ただ、今回ついた付加機能と価格を考えると割安感はあります。9シリーズはどうしてもスピーカーなども凝ってしまいホームシアターシステムやサラウンドバー使う方には割高に感じてしまいます。
今回は機能はA9Gシリーズと同等で4Kチューナーもついて、スピーカーはしょぼくなったがA8Gシリーズより上位プロセッサが乗って値段は更に低く28万円スタート。
なかなかありな商品だと思います。